若手技術者の一日
S君のとある一日
工事概要
場所は指宿市の南、鹿児島港湾入口部に位置する山川漁港。
船舶を使用して「しゅんせつ(海底の土砂をすくい取り、航路を深くする)工事を行っています。
入社5年目のS君にとって、港湾の現場に携わるのは初めての経験。
監理技術者である先輩社員のもとで、施工管理業務をこなす彼の
1日に密着しました。
元気な一日は朝のラジオ体操から。身体をほぐすことで仕事へのスイッチが入ります。
朝礼では、現場に集まる協力業者さんと当日の作業スケジュールの確認や、安全面で気を付けるべき点を周知、共有します。
また新規入場者(新しく現場に来た職員・作業員の方)に、現場のルールや重要事項の説明を行います。
現場巡視は、安全でスムーズに作業を進める上で不可欠な作業です。
船に乗り込み、作業が予定通り行われているかどうかの確認や、労働災害の防止のための安全管理を行います。
港湾工事のキャリアが長い先輩に教えてもらいながら、、毎日が勉強!
「仕事をする上で何よりも気をつけていることは【安全】であることです!」
施工管理の仕事は、現場だけではなくデスクワークで行う仕事も多くあります。
机の上は常に整理整頓。事務所の中には先輩のアイデアで観葉植物を飾ったりと、快適で過ごしやすい空間が作られています。
先輩の印象を尋ねたところ「いつも頑張っていて頼りになる先輩です!」とのこと。
現在、お昼は自炊のS君。昼休みの過ごし方を聞いてみると
「食事のあとはガッツリ昼寝をして、午後へのエネルギーをチャージしている」そうです。
午前中と同様に作業船に乗り込み、先輩社員と一緒に作業状況を確認。
大事なことはメモをとることを心がけ、経験豊富な先輩の活きた知識を吸収しています。
「自分で現場を動かせるようになることが今後の目標です!」
近年、建設現場にとってドローンは欠かせない存在!施工管理の一部にもなってきています。
毎月1回、現場の状況を空撮しています。会社では現在3機を保有していますが、ドローンの操作は今や若手社員の必須スキル。
空から見ると現場の進み具合が一目瞭然です。
現場事務所に戻ったら、安全日誌の作成や翌日の天気・海況のチェック。
徐々にできることが増えていき、日々業務のスピードも質もあがっています!
今日も一日お疲れ様でした♪